農業で稼ぐのは難しくない その2
さて、1日空いたがその2。
宮崎、高知、静岡の3県とに絞ったのと、施設栽培を目指したのはこの本を読んだから。
都会で普通に勤め人していると、農家の生活というのは全く見えてこない。
この本には、エリートサラリーマンの杉山さんがなぜ農業を始めたのか?そして、農業で起業して、経営を成り立たせていくエッセンスがたくさんある。だいぶ前に読んだ本で、今持っていないが、こんなこと書いていたら、もう一度読みたくなってきた。
さて、農業で食っていくために何をしないといけないということだが、結論から言うと、この3つだけ!
売れる作物を
たくさん作る
そして高く売る
たったそれだけです。
全然難しくないでしょ?えっ、それができれば苦労しない?はいそうです。簡単なことなんですが、みんな難しく考えてしまいます。きゅうりとかトマトとかいちごとか、どの家庭でも毎日食べるものって、いくら人口が減りつつあると言っても、日本全体で言うとすごい量が消費されてます。
全国どころか、半径10km以内でも相当な数です。
今は直売所があちこちにあって、お客さんもたくさん来るので、売れ筋の野菜をたくさん作れば、すぐに売上が立ちます。
農業の難しいところは、種を撒いて、収穫するのに早くて2ヶ月、トマトなんかだと6ヶ月、アスパラに至っては1年以上かるので、それまでの経費を建て替えないといけないところ。
ある意味在庫ですね。さらに売掛の回収までの期間もあります。
とはいえ、基本はこの3つなので、品目を決めればとにかくたくさん採れるように考えて努力するだけです。やらないといけないことは決まっているので、粛々とこなすだけです。こればっかりは近道はないです。具体的なところはまた次回以降書いていこうと思います。