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​作っている作物、栽培の特徴

養液栽培でトマトとアスパラを栽培しています。

一般的には水耕栽培と呼ばれています。土を使わず、植物が必要なだけの肥料と微量要素(鉄、ホウ素、亜鉛、銅等。人間で言うところのビタミンのようなイメージです)で育てます。必要以上の肥料を与えない事ができ、植物にとってストレスのない栽培ができます。

​ トマトはストレスを与えると甘くなる性質を利用して逆に肥料を濃くすることによりストレスを与えて、フルーツトマトにしています。

養液栽培の特徴​

 

 

​ いわゆる水耕栽培の事です。

 日本では特殊な栽培という位置づけですが、先進国の果菜類(とまと、きゅうり、いちご、ピーマンなど)の栽培方法としてはメジャーな手法です。

​ 再現性が高く、土質による影響を受けません。土壌に由来する病気は出にくいです。(殺菌がし易いというだけで、出ないわけではありません)

 収量性も高いですが、初期費用がかかるため、財務諸表がざっくりと理解できる考え方ができないと金額でびっくりして導入できません。

 この辺りが日本で普及しなかった原因だと思いますが、近年メリットが理解されるようになり、急速に増えています。

大玉フルーツトマト​​

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 養液栽培(いわゆる水耕栽培)でとまとを育てています。

 土を使わないことにより、最適な肥料を必要なだけ与えることができます。

 甘くするためには水分ストレスと言って、水をやらない管理をするのですが、養液栽培だと、ストレスをコントロールする事が比較的簡単です。

 収量を確保するために頻繁に植えかえをしますが、植えかえ作業も土がないためにスピーディーに行なえます。

​ 欠点は初期費用がかかることです。水を絞ることにより、収量が減ることもあり、どうしても価格が高くなりますが、土でフルーツトマトを作るよりは価格上昇を抑えることができています。

グリーンアスパラガス​

​    2016年より栽培開始しました。

 普通は土で作るのですが、バラを作っていた方より、写真の黒いポット2000個!とその他栽培設備一式を譲っていただいたので、アスパラの養液栽培にチャレンジしてみました。

 まだ結果は出ていませんが、土で作るのと遜色のない物ができています。

​ あとは何年株が持つかというところと、収穫量が確保できるのかというところです。

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