
アスパラの収量がすごいことに
とか言っても、普通に取れている人からするとそれほどでもないのだが・・・・ 盆明けから収量が激減し、これはマズイな、という状況になっていた。25アールで日量が20キロを割って、15,6キロしかなくなっていた。 契約先を止めて、一社だけにしたが、それでも欠品気味になり、航空便で追いかけて出す羽目に。 泣きっ面に蜂で困っていた。 が、9月に入った、ある月曜日から一気に収量が日量30キロ近くに!ほとんど倍だ。日によっては30キロ以上。 心当たりは、その前の週に分析値から見て、アンモニア態窒素が殆ど吸いきっているのを見たので、とある補酵素を足したぐらい。原液にほんの15グラム、銅とおなじぐらい。 あとは、本当に無い。クエン酸を入れた日もあったが、おまじないみたいなもので、過去にも入れているし、大した効果があるわけではなかった。 よく調べてみると、その補酵素は、植物が尿素対窒素を分解するのに使うそうな。(ここまで読んだ人はググればすぐわかりますね) 要は入れていた尿素を窒素として使えていなかったんじゃないかな? 窒素量としては、慣行栽培で投入している堆肥相当

トマトの挿し木(挿し芽)
ここの栽培方法は低段密植方式という。検索すれば、具体的な方法までヒットすると思いますが、たくさんの苗を使います。 面積あたりで言うと、普通栽培の15倍から20倍です。 年中育苗するので、購入苗を使わずに自家育苗するので、購入苗より一本あたりの単価はグンと下がります。 施設の稼働率も高いし、一本あたりの人件費、資材費は本数をこなすので格段に下がる。 しかし、下がらないのが種代! トマトの種はF1品種と言って、固定種とその他の品種の掛け合わせなので、種をとっても同じ品質の苗にならない(ようにしている?) ので、メーカーから買うしか無く、1粒15円程度する。 うちの面積でも年間130万ほどのコストになっている。 一時期、挿し木専用のベンチを作って、全て挿し芽で1区画3500本の苗を作ったことがある。 が、2週間、短い時で1周間間隔で安定生産できる自信がなかったので、苗を切って、穂木を挿し木、残った苗からの脇芽を伸ばすことで、2倍の苗を採っていたことがある。 上の写真が台木?側 下の写真、奥の方が穂木側である。 これにも問題はあって、穂木側から脇芽が出な

ヒカル君のValu炎上の結末
8月20日に書いたエントリー ヒカルの Valu炎上に思うこと に書いた後、ヒカルのValuもそのままホールドしていた。 その後も、撮りだめしていたと思われるいつもどおりの動画はUPされるものの、これといった説明もなく、騒ぎは沈静化していたような感じだった。 が、渋谷109のイベントも、関西コレクションも出場キャンセルということで、結構問題になってるんだな~とは見ていた。 前にも書いたとおり、Valuは投げ銭みたいなものだと思ってやるものであって、株みたいに投資として買うと騙された!詐欺だ!みたいな感情が発生する。 実際に訴状が出てのかどうかは分からないが、そういう通告がVAZとかネクストステージに来ていたんだろう。 で、昨日この動画が配信された。いつも応援してくださる皆様へ 内容についてはまとめサイトやYahooニュースで報じられているので、ここでは省略する。 僕的に今回の問題は、Valuの時価総額だけでネタにしているうちは良かったのだが、実際に売りに出して利益確定してしまったことだろう。 15日の時点で、0.4BTCで大量に売りに出しているの

本格的な秋が突然やってきた!
盆を過ぎて秋の気配と言っていたが、9月に入って、タイトル通り、最低気温がいきなり19度になったりした。 台風が本州東の太平洋上を通過することにより、大陸の冷たい風が引きこまれたせいだと思うが、本当に極端だ。 おかげで何故か色がつかないトマトの色づきが極端に落ちて困った・・・ 開業以来10年、全欠品は一度も出さなかったのだが、ついに8月25日から9月1日まで、ほぼ出荷できない状況が続き、取引先各社には大変ご迷惑をお掛けしてしまった。 今月に入り、アスパラの収量も落ちてきて、ついに今シーズン、忙しい時期は終わった模様。 とは言え昼間はまだ30度前後の日が続くだろうから、9月はある程度の収量は見込める。 6,7月の収量は異常で、これまた開業10年、最高記録を更新。しかし、これだけいっぺんに出ると、売るのも大変で、ざっくりと収量2割増、単価2割減で売り上げ的には例年通り(泣) 資材費や残業代がかさんだ分、利益は微減という悲しい現実。 絵に描いたような豊作貧乏。 単価の下落を量でカバーできたからいいようなものの、普通はできないので、それに比べるとマシな方と