農業で稼ぐのは難しくない 番外編 農業は難しいのか?

前にサウザーさんで紹介したVoicy,我らがイケハヤさんも、もちろんやっています。 その中で紹介されていたのが、新規就農を目指して地方にやってくる人たち、それも有機農業や自然農法にあこがれて、という話。 世の中に有機農法の野菜がほとんどないのを見てわかるように、相当ハードルが高い。また、普通の作物でも新規就農は結構難しいというようなことを言われてました。 これには全く同感で、かつ、すでに高知に4年済まれているイケハヤさん、田舎の事情をよく分かっておられます。 家庭菜園レベルで作れる作物は、頼みの綱の直売所で、年金生活者の低価格出品の餌食となります。 僕らの地区はそこまで安く出す人は少ないですが(それなりにみんなガチでやっているせいか)、路地作物では生活費の足しにもならないような売り上げになると思われます。 どうしても初期投資がかかって参入障壁の高い、施設栽培をしないとなかなか農業だけで生活していくのはつらいでしょう。 生活費レベルが低ければ、半自給自足的な農業をすれば、結構面白いのです。 僕の住んでいる地区から西に50㎞ほど行ったところにある、山間地では炭焼きをして、自給自足的な農業をして、生活してる人がいます。とはいえ、炭焼きは現金収入としては200万程度なので、独身者、あるいは子なし夫婦でないと難しいでしょう。 ただ、それを受け入れれば、楽に(傍から見れば)生活できると思います。 僕のようにガチでハウス栽培をやっているのも、傍から見れば「儲かっていいねぇ」とか言われますが、そんなに楽ではありません。貸借対照表見せてやろうか!って気になります。 それぞれのやり方にそれぞれの良

農業で稼ぐのは難しくない その8 最近の話

この記事は僕の経験に基づいて書いているので、時代背景が10年ほど古い。 そう、僕が研修開始したのは2007年、就農したのが2008年なので、10年以上前の話だ。 今とは時代が1時代違う。何が違うかといえば、インターネットの普及度、もっと違うのがスマートフォン革命前ということ。当時にもネットはあったが、スマートフォンはまだ影も形もなかった。 相談窓口はネットで探したが、その先の情報収集は電話だった。綾の杉山さんはブログを書いていたと思う。 今の師匠とか、杉山さん、県の担当者とはメールでのやり取りはした記憶がある。 何が言いたいかといえば、働き方も変わっているということ。農業の中の状況はあまり変わっていないが、世の中の仕組みは変わりつつある。 blogでの収益化の手段はその頃なかったが、今はアフィリエイトとかアドセンス広告を使うことによって、月に5万から10万程度の収入を得ることはそう難しくない時代となった。 農業はそんなに簡単にもうからない産業なので、新規参入するためにはあらかじめblogなんかで収入を確保しておく、なんてことが可能な時代になった。 あと、補助金も整備されており、就農して5年間は年間150万円を受け取ることが可能になったり、研修中に研修先に月9万7千円の助成を受けれる制度まである。 うらやましい限りだ。 ただし農村部にいる限り、ネットを使いこなしている方も少なく、大きな変化は感じないが・・・ 今まで偉そうに書いてきたが、世の中にはこのような方もいるので なんて記事を見つけたりしたので、このようなことに陥らないようにするにはどうしたらいいのか、次回書いていこうと思う

農業で稼ぐのは難しくない その7 さらに売り方

さて、前回の続き あと、販売チャンネルとしては地域によって呼び方が違うと思うが、直売所、ファーマーズマーケットと呼ばれる、生産者自らが店に持ち込んで、売れた分だけ販売手数料を引かれて入金してくれる店がある。 地区の農協が経営していたり、農家のグループで作ったり、あと最近のスーパーだと、店内に地場野菜をそういうシステムで売っていたりする。 地区によっては、年金暮らしの年寄りが安く出すので、プロが太刀打ちできない?なんて変な状態になっているところもあるらしいが、ハウスで作るような野菜を出している限り、年寄りの趣味の野菜とはかぶらないので大丈夫だと思う。 僕の場合は、この直売所の売り上げが全体の売り上げの20%近くを占めており、結構重要な販売先だ。というのは、野菜を作っていると、どうしてもB品といわれる、ちょっと傷がついている、形が変、だけど味は変わらないどころか、かえっておいしいなんて言うものが一定の比率でできてしまう。 かつてはタダ同然で市場にとってもらったり、加工用で出したりしていたらしいが、ここ10年から20年の間にこの直売所ができてきて、消費者もいいものが安く買えるということで、お互いの利害が一致して、伸びている。 僕も7件の直売所に出荷できるように登録しており、今のように物が豊富にできているときはB品ではなく、出荷できるものも並べている。 自分で値付けできるし、名前でブランディングできるので、きちんと評価されて、??さんの物はおいしい!という評価がつけば、周りの商品より少し高くても買ってもらえる。 運賃が高騰している今、近所のスーパーマーケットチェーンに地場産の野菜として

農業で稼ぐのは難しくない その6 続売り方の話

さて昨日の続き。 農業を始めた当初から、師匠も市場出荷をしていなかったし、自分基本自分で売るつもりだった。 融資の計画書にもそこを盛り込んだし、販売計画も出した。というのは、経営試算の販売単価が、市場単価よりはるかに高く設定していたので、なかなか金融機関が納得しなかったからだ。 サラリーマンの時の営業予算書作ってるのと同じだったと感じたぐらいだ。 もちろん、すべて市場出荷できっちりと利益を出している農家もいる。 その場合は、農協なり、市場の業者が僕と同じことをしてくれていて、量販店や、小売店なりにできるだけ高く売るように努力しており、なおかつ実際に高単価で売っている。 きちんと営業してもらえているなら、13%の手数料も納得できる数字だ。 要は13%以上高く売ってきてくれるのなら、最終の手取りは高くなるし仮に10%高く売ってきてもらった場合、3%損しているが、自分で売った時の労力や、経費を考えるとそのぐらいは許容範囲だ。 市場出荷で単価をきちんと出していくには、時間がかかる。 1年ぐらい、安くても我慢して定数出し続けて、固定客がついたところから単価交渉をしていって、じわじわと上げる必要がある。 新規に始めた僕にはその余力がなかった。 たまたま、前職が食品の営業をしていたので、販売ルートの構築は得意中の得意分野だったので、市場に出して消耗するよりは、独自の販売ルートを構築することを選んだ。 農産物の場合、量販店のバイヤーが、市場ルート以外、つまり生産者との直接取引を望んでいる場合が多いので、ほかの食品に比べて売り込みは楽だと思う。 写真はイメージです。イオンが直接取引を望んでいると

農業で稼ぐのは難しくない その5 売り方の話

農業に参入する、というといろいろな人から、作り方のアドバイスとか、支援はたくさん得られるが、売り方に関してはほとんどないと思われる。 というか、作り方に関しては、あーでもない、こーでもない、ああしろ、こうしろ、とほんと、おせっかいに感じるほどいろいろあるはずだ。 それこそ100人いれば100通りのやり方があるので、一切耳を傾けず、師匠と決めた人の言うことのみをきくべきだ。これはもう絶対の法則で、ほかの意見は一切認めない(笑) 特に始めたばかりの段階で、自分で考えつくことなんて、ほぼ間違っている。プロとして長年やってきた師匠の言うことを100%聞くべきだろう。 あと、すし屋の修行騒ぎと同じで、10年修行することに意味はない。研修は1年で十分、というか1年以上やっても無駄だ。1年で独立させてくれる師匠を探しましょう。 と全然話がそれたが、今回のテーマは売り方。 僕はたまたま流通業で営業を10年やったので、ある意味営業のプロである。 その目から見ると、農産物の流通はぼったくり業者の巣窟だ。というのはちょっと言いすぎだけど、商売の原則として、なるべく中抜きするべし、というのがある。 これは、簡単に言うと、製造元から最終消費者までにかかわる人をなるべく減らせ、ということである。 というのは、だれしも他人にお金を恵んでくれないからだ。まず自分の利益を確保して、残った部分しかもらえない。 1社通すと必ず必要経費プラスそれなりの利益を抜かれる。 自分でやるよりトータルの経費が下がるのであれば、そこを通したほうがいいが、ほとんどの場合自分で売ったほうがトータルのコストは安くなるはずだ。 それでも

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